イベント協力　筑波山ケーブルカー『ストーリーテラー’S レールウェイ』のご紹介です！

こんにちは。
設計デザイン部　スタッフMです。

今回は、茨城県の筑波山ケーブルカーにて期間限定で開催された
秋のイベント列車『ストーリーテラー’s レールウェイ』〜８分間の朗読ばら列車〜
に、ご協力をさせていただきました内容でご紹介いたします。



https://migoto.co.jp/mt-tsukuba/archive/2022/story_tellers_railway/     


古くから山全体がご神体として信仰される筑波山。
宮脇駅から山頂を結ぶケーブルカーでは、筑波山に纏わる民話や神話を基にしたオリジナル作品を
声優たちの朗読で聴いていただくという期間限定の運行イベントが開催されました。
そして、この列車内は茨城県の県花である「バラ」をメインとした色彩豊かな花々の装飾で包まれています。
行楽の秋、読書の秋、芸術の秋を一度に体感していただく、史上初の試みとなる運行です。



当社では、ケーブルカーの装飾部分となる花々の製作と施工に携わらせていただきました。
ステップ部分は鮮やかな緑の芝生と野花を、天井部分は色合いを厳選した花々と葡萄を装飾いたしました。
車体が傾斜しているため、山頂に向かって奥行きのある美しい花々の眺めとなっております。



窓の外は自然の樹々。
全てアートフラワーではありますが、大自然の中でも生き生きとした華やかさを感じられるように
そして、車内の限られたスペースで安全にお楽しみいただけるよう意識してお作りしました。



トンネル内や日が暮れる時間帯ですと、このような幻想的な空間を味わうことも出来ます。



長年、装飾に携わってる当社でも列車を舞台に装飾するのは初めての経験でした。
バラのアート列車として皆様の目にとまり、これまでとは違った新しい筑波山の魅力を発信する
お手伝いができれば嬉しく思います。

今後もこのような貴重な企画に携わっていけるよう、日々の技術の向上に努めていきたいと思います。